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エコランドからのお知らせです。
関連会社の河田フェザー(株)が「グリーンダウンリサイクルプロジェクト」始動に関するプレスリリースを発表しました。
報道関係各位
プレスリリース
使用後のダウン(羽毛)を、再び新たな製品のための原料に。ゴー ルドウイン社と連携した「GREENDOWN RECYCLE PROJECT」 が2013 年秋よりスタートしました。
河田フェザー株式会社(本社:愛知県名古屋市/社長:河田敏勝)は、限りある資源であるダウン(羽毛)を回収、精製し、再び新たな製品に利用する「GREENDOWN RECYCLE PROJECT」を、2013年秋よりスポーツアパレルメーカーの株式会社ゴールドウイン(本 社:東京都渋谷区/社長:西田明男)と協力して開始しました。
【背景】
当社は、羽毛の精製加工を主たる事業としていますが、2012年より本業を通じたCSR活 動の一環として、国内で初となる大規模な羽毛のリサイクルシステムの構築を進めてま いりました。 これまでは主に三重県内での活動にとどまっていたのですが、今後は全国のゴールドウ イン社直営の受付店舗の店頭にて、もしくは指定場所への直送によって回収します。そして、当社の工場で精製加工されて再資源化したダウンは、「GREENDOWN」という名前で、 ダウンウエアを始めとする新たな製品の原料として使用される予定です。
【グリーンダウンリサイクルプロジェクトの目的】
ダウンは100年以上ももつ循環資源であるので、使い古した羽毛製品はゴミとして捨 てずにリサイクルしましょう、さらになるべくリサイクルしたダウンを使った製品を購 入しましょう、という啓発を行います。そうすることで市民の環境意識を高め、ゴミの 削減、資源の再利用化、二酸化炭素の排出削減、といった活動を進めて環境の保全に貢 献します。
【ダウンをリサイクルする主なメリット】
・ダウンを焼却する際に発生する二酸化炭素(ダウン1.0kgを焼却すると、約1.8kgの二 酸化炭素を排出)と、原産国から日本に送られる際の燃料の使用を抑えられます。
・近年、食用とされる水鳥の量が世界的に減っており、副産物としてのダウンの供給量 が減る一方で、羽毛布団やダウンウエアなどの需要が新興国を中心に増えたことによっ て、ダウンの需給バランスが崩れてきていることが大きな問題となっていますが、これ を解消する可能性を秘めています ・ダウン製品が日々使用されていく過程で、中に入っている羽毛同士が擦れて元々羽毛 についている垢が落ちていきます。また、洗浄工程で使用する水がもつ還元力の効果で、 傷んだ羽毛も修復されます。 このようにして、使い古したダウンも当社で洗浄、精製 加工を行うことにより、再び良質なダウンに生まれ変わります。
【リサイクルのステップ】
1. 使用後のダウン製品を、ゴールドウイン社直営の受付店舗で回収、もしくは、指定場所への直送により回収。
※これまでにゴールドウイン社が製造・輸入したダウン製品が対象となります。
※ダウン入りシューズは対象外となります。
2. 回収した羽毛製品をゴールドウイン社の倉庫に集めた後に、当社の工場へ発送。
3. 当社の工場で丁寧に精製し、「GREENDOWN」(当社のリサイクルダウン)として再資源化。
4. 「GREENDOWN」として、再びダウンウエアなどの原料として製品に使用します。
ゴールドウイン社の専用サイト はこちら。
【会社概要】
商号:河田フェザー株式会社
代表者:代表取締役 河田敏勝
本社住所:愛知県名古屋市中村区草薙町 1 丁目 31 番地
※本社機能は、明和工場(三重 県多気郡明和町山大淀 3255 番地)に移転しています。
設立:1963 年 7 月 (創業:1891 年) 主な事業内容:羽毛の精製加工、羽毛製品の製造
資本金:4,320 万円
URL: http://kwd.jp
【お問い合わせ】
河田フェザー株式会社 ・CSR 推進室 桑田
mail:kuwata@kawada.net
tel:0596-55-2431
mobile:080−4412−9707
2013.10.08