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エコランドからのお知らせです。
関連企業の河田フェザーから「グリーンダウン使用商品の発売」に関するプレスリリースを発表しました。
報道関係各位
プレスリリース
国内初!河田フェザー製の「グリーンダウン(リサイクル羽毛)」を使用した商品が発売されました。
羽毛の洗浄・精製加工を行う河田フェザー株式会社(本社機能:三重県明和町、代表取締役:河田敏勝)が業界の命運を賭けて生産に取り組んでいる「グリーンダウン」を使用して、ベビー用品の企画開発、販売を行う株式会社グランドール(本社:愛知県長久手市、代表取締役:今枝良仁)が、国内で初めて商品を企画製造し、発売を開始しました。
数年前から世界的に羽毛の価格が高騰していることから、持続的な羽毛の安定供給を図るために、河田フェザーは国内における羽毛のリサイクルシステムの構築をすすめてきました。回収の仕組みがある程度は形になってきたので、今年の秋から「グリーンダウン」というブランドでメーカーに販売をはじめました。グランドールで10月下旬から発売された「Myダウンケット」が、「グリーンダウン」の第一号商品となりました。
■「Myダウンケット」➡http://www.soelofficial.com/items/blanket.html
【会社概要】
商号:河田フェザー株式会社
代表者:代表取締役 河田敏勝
住所:三重県多気郡明和町山大淀3255番地
設立:1963年7月 (創業:1891年)
主な事業内容:羽毛の精製加工、羽毛製品の製造
資本金:4,320万円
URL: http://kwd.jp (関連会社エコランド有限会社http://ecoland.co.jp)
【お問い合わせ】
■河田フェザー株式会社 CSR推進室 PR担当:桑田一真
tel:0596-55-2431 mail:kuwata@kawada.net
■補足情報
【羽毛のリサイクルをすすめる目的】
3年程前より、世界的に羽毛の需給バランスが崩れて、羽毛を安定的に供給することが困難になってきます。また、本来は100年以上も使える羽毛のリサイクルが行われていないのは日本だけであり、環境のためにも日本でリサイクルの仕組みを確立させることが急務であると考えました。そこで、限られた天然資源である羽毛を次世代に引き継ぐために、使い古した羽毛製品はゴミに捨てずにリサイクルしましょう、さらになるべくリサイクルしたダウンを使った製品を購入しましょう、という啓発活動をはじめました。そうすることで市民の環境意識を高め、ゴミの削減、資源の再利用化、二酸化炭素の排出削減、といった環境保全活動をすすめていければと思っています。
【グリーンダウンの特徴】
①新毛よりもきれい
ダウン製品が日々使用されていく過程で、中に入っている羽毛同士が擦れて羽毛の残留垢が落ちて、きれいになります。目にみえない細かいホコリが、新毛の約10分の1になります。
②新毛と同レベルにふかふかとやわらかく、暖かい。
洗浄工程で使用する水がもつ還元力の効果で、傷んだ羽毛が修復されます。
このようにして、使い古したダウンも当社で洗浄、精製加工を行うことにより、再び良質なダウンに生まれ変わります。
■ 類似記事
“稀少となっているダウンを掘り起こせ! 使用後のダウンをリサイクルする、「GREENDOWN RECYCLE PROJECT」開始“
➡http://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=2178
2013.11.19